事務所から徒歩5分の至近距離に突如出現した
日帰り温泉施設「ほの香」。いつでも行けると思いながら1年以上も経過してしまい、すでに興味もなくしていた。ところがなぜか友人が「ほの香」に興味を持ち、自分も地元の住人として一度は行っておくべきと考え、先日ついに体験入湯となった。
建物は3階建てで、1Fが全て駐車場、2Fにフロントと内湯がある。3Fは露天風呂と休憩室など。
地下1,500mから湧き出る天然温泉だそうで、その他館内ではアカスリやマッサージ、食事や散髪も可能である。
そんな中でここの一番の呼び物は、
日本初の可動式麦飯石サウナ「火の鳥」である。
麦飯石は水や熱を触媒として
有害物質の分解や消臭、
ミネラルや酸素及び遠赤外線の放出など多くの有効な働きを持っているらしい。この有能な麦飯石を500〜600度に熱し、約50坪ある室内中央に設置したのが「火の鳥」である。
サウナ着のまま、お好みの熱さの場所を選んで床に自由に寝転ぶ。最初は何ともないが、10分も経つと全身が汗ばんでくる。これは
汗腺ではなく皮脂腺からの汗であり、尿よりも多くの有害物質を含んでいるらしい。
自分は普通のサウナが全然ダメ。なぜあの目も開けられないような熱さにジッと我慢しなければならないのか、理解が出来ない。ところが「火の鳥」の場合は平均50度ということで辛くなく、しかも
冷気サウナが併設されているのでずっと入っていられる感じだ。とても気に入った。
入館料は大人1,680円で時間制限なし。マッサージは20分で2,100円。毎月25日から27日の3日間のみ購入できる
“ふろの日”特別入館券は2枚で2,600円とオトク。ただし入館しないと購入できないので注意。
結局40分のマッサージを含めて4時間近くも過ごしてしまった。少し
浦島太郎な気分であった。