東京三菱銀行は、来たる10/1にUFJ銀行と合併して
「三菱東京UFJ銀行」に。もはやナニ銀行とナニ銀行がくっついているのか分からなくなってしまった。金融業界の再編劇もそろそろ終わりか。
銀行を合併するとなると、ハードやソフトの統一など結構手間と費用が掛かりそうだ。確かにどちらも合併経験があるのでもう
“慣れっこ”なのかも知れないが、今回は
かつて無いメガバンク同士の合併。“どちらか一方のやり方に全体を統一する”というのが特に難しそうである。問題が起きなければ良いのだが、心配ではある。
例えばセキュリティの問題。最近では店頭ATMでもネットバンキングでも詐欺事件が目白押しである。そんな状況で、合併によりどこかのセキュリティの甘いシステムが接続されてしまったとしたら、ものスゴイ数の預金者が危険にさらされることになる。
昨日銀行に行くと、
「手のひら静脈認証」カードへの切替えのキャンペーン中らしかった。自分も以前から気になっていたので、早速申し込もうと書類を頂いて記入し始めると説明係がひと言、
「コンビニでは使えなくなりますけどよろしいですか」と。
そうか、そりゃそうだよね。利便性と安全性、どちらを優先させるか、だ。
説明係によれば、コンビニATMなどは指紋認証で統一される動きがあるがまだまだ先の話、今のところは財産管理用の口座を新たに開いてそこに預金の一部を移し、そのカードを「手のひら静脈認証」にする人が多いらしい。
その時は少し迷ったが、最近コンビニで現金を引き出すことが少なくなったことと、個人用と業務用に口座が2つあることから、片方だけ切替えることにした。
しかし、この「手のひら静脈認証」カードにはクレジットカード
「VISA」と電子マネー
「Edy」の機能が新たに追加されている。言い方は悪いけど、今となっては
リスクを追加しているようにしか思えない。結局は追いかけっこ。やっぱりシンプル→ベストなのかなあ、
ツーカーSみたいに